庭にプチ畑を作ろう

一面の芝生、子供の遊具、素敵な花壇、広いウッドデッキ。
庭でやりたいことはたくさんありますが、すべてを実現するには我が家の庭は少々狭すぎます。子供が大きくなるまでは、遊べる芝生エリアを優先したいのですが、どんどん強くなる日差しを浴びると、家庭菜園の欲求がふつふつと。

ということで、庭にプチ畑をつくろうと思います。

我が家の庭は1/4が土のまま

家を建てたときに、庭の半分は芝生を貼りました。残りの半分の半分、全体の1/4はウッドデッキになっています。のこりの1/4は、DIYでウッドデッキ拡張&植栽にしようと思っていました。とはいうもののウッドデッキも植栽も、なかなかの重労働。土日で完成!というわけにはいかなそうです。いつまでも土丸出しもあれなので、とりあえずプチ畑をつくってみることにしました。

予定地はこんな感じ。

広さはだいたい4.5m×2m といったところ。
まるっきり土まるだしピュンピュン丸です。

とはいえ、先日奥の方の地べたに花を植えてみたのですが、植木鉢と違いとても元気に育ってくれています。こう見えて水はけがよく、意外とポテンシャルあるみたい。

ということで、このスペースにプチ畑を作っていきます。イメージはこんな感じ。

こんな感じでプチ畑をつくります

角材は、建築時に余ったウッドデッキ用の材です。レンガを並べたり、は手間なので、こいつに間仕切りの役目になってもらいます。ウッドデッキ用なので防腐処理されているみたいだし、多分3年くらいはいけるはず。とくに埋めたりはしません。面倒なので。気分がのってる間に作り終えたい。

土づくり

畑づくりとは土づくりだと、某農業系アイドルグループのリーダーが行っていました。計画としては「土を耕す」→「腐葉土を混ぜ込む」です。腐葉土はホーマックで400円くらいのを3袋買ってきました。一番安いやつです。

ということで、まずはこの硬くしまった地盤をガシガシ耕していきます。

鍬なんてありません。スコップでいきます。

鍬を買おうか悩みました。悩みましたが、どうせ1年に1〜2回だし、こんだけ狭いスペースなのでスコップでやりきることにしました。ガチガチに締まった地盤に見えたけど、掘り進めると意外とすんなりスコップが入ります。

スコップの全体が土に食い込むくらい、だいたい25cmくらいをガシガシ掘り返していきます。でかいスコップでは塊を崩しきれないので、並行して熊手やら砂場スコップやらで地道に崩していきます。

スコップは体重をかけるだけなはずなのに、これがなかなか重労働。夫婦で汗だくで掘り進めます。時間にしておよそ1.5時間くらいかかったでしょうか。ギリギリ心が折れるくらいで終わりました。

耕し終わったものがこちら。

耕し終わった。

うーん、良い土ですねえ

うそです。良い土なんて知りません。状態としては「体積1.5倍のふかふか状態」なので、しっかり耕せたとは思います。建築時のコンクリガラがたくさん発掘されました。石はしっかり取り除きます。多分そのほうがいい気がします。イメージですが。

感覚としては「焼き物できそうな土だねえ」でした。かなり粘土質です。売ってる腐葉土とは真逆な感じです。これでは栽培に向いていないはずなので、ここに腐葉土を混ぜ込んでいきます。ケチなので腐葉土100%にはしません。

大体2m×80cmの区画に、腐葉土のでかい袋を3袋ほどよく混ぜ込んでいきます。混ぜ込むそばから固まっていく土。大丈夫なのかこれ。

そして完成

完成。

植えるところをすっ飛ばしてしまいましたが、完成したのはこんな感じのプチ畑。ウッドデッキ材の仕切りが良い感じです。短辺のほうは転がってたコンクリブロックと土の中から発掘されたレンガを並べておきました。

耕したことと腐葉土を混ぜ込んだことで、土の体積がずいぶんと増え、良い感じの上げ底適段差にすることができました。

画像ではわかりにくいですが、べたべた粘土質の土が腐葉土を混ぜ込んだおかげでずいぶんええ土っぽい感じに仕上がっています。

フェンスのほうが南と西なので日当たり100%ではないですが、フェンスの隙間からそれなりに日も当たります。70%くらいのイメージ。

これに、ホーマックで買ってきた苗とタネを植えて、十分すぎるくらいの水をやりました。

写真の奥の方にはまだスペースがあるので、まだなにか植えられます。トマトが欲しかったのですが、残念ながら売り切れでした。

植えたものその1

左の列は上からきゅうり、青唐辛子、赤唐辛子。真ん中の列は上からピーマン、パプリカ、オクラ。右は上からスイカとかぼちゃです。欲張りなので全部1株ずつです。

上からその2

こちらは妻が植えたラベンダー2株。右側のスペースにはクレソンのタネを植えました。一番右はまだ空いているので、ここにトマトを植えたい。

ということで、小さいけれどもたくさんの種類を育てることができる畑が出来上がりました。土の具合や耕し具合など、心配ごとは多々ありますが、とりあえずやってみようと思います。

てな感じのプチ畑づくりでした。

庭に畑をつくるのにかかった費用は?

  • 腐葉土 400円×3 = 1200円

以上!

はい、めちゃくちゃ安いですね。想像以上にお安くつくることができました。今回は幸運にも廃材で仕切りをつくることができたことが大きかったです。ちなみに仕切りも買うと↓のイメージでしょうか。

  • レンガなら 100円 × 60個 = 6000円?
  • いい角材なら 5000円 × 1本?安い角材なら3000円くらい?

すみません適当試算です。イメージは合ってるね〜くらいにはイメージは合ってるはず。

ちなみに、つかった道具は下記のとおり。

  • でかいスコップ 値段は忘れました
  • 100均の小さなスコップ
  • 100均の小さな熊手

こんな感じ。特別な道具は必要ありませんでした。

庭に畑はコスパがよい

これだけのスペースで、これだけの初期投資で、半年以上畑いじりを楽しめて、収穫もできるかも。これはコスパ抜群ですね。毎日の楽しみが増えます。もし庭のスペースを余らせているなら、あなたも作ってみませんかプチ畑。

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