BESS ワンダーデバイス ファントムマスク。外から丸見えの我が家に、ちょっとおしゃれなウッドフェンスをDIYしたいと思います。
追記)完成後の様子をアップしました
前回までの記事はこちら。
前回で支柱は完成しています。今回は横板を、試しに支柱1スパン分だけつくっていきたいと思います。
横板を準備する。試しに1スパン分やってみたいと思います。
現場監督さんに、建築中に余ったきれいな木はすべて残しておいてほしいと頼んでありました。その結果、手元には内装で使用した羽目板4mが50枚くらいあります。今回はこれを横板に使用したいと思います。
横板を支柱の間隔に合わせてカットしていきます。板の幅は12cm、支柱の高さは1m。風通しを確保し、圧迫感をおさえるために、板と板のあいだに隙間を空けたいので、横板は7枚貼ることにしました。
12cm × 7枚 = 84cm
100cm - 84cm = 16cm ÷ 6(横板の間隔の数)= 2.7cm が板と板の間の隙間になります。
横板を塗装する
前回支柱をかなり濃い目な色で塗りました。見た目が暗くなるのがいやなので、横板は木自体の色を活かすために、塗料はクリアーにしました。
カインズホームで見つけたこれを使用します。
早速塗ってみます。液剤は思った以上にクリアーで、作業が夕方で薄暗くなっていたこともあり、塗った場所がほとんどわかりません。塗り残しは耐久性に影響しそうなので、念の為多めに塗っていきました。
上が塗っていない状態、下が塗った状態です。写真ではまったく違いがわかりませんが、肉眼でもまったくわかりません。今回はお試しで1スパン分の作業なので、塗装自体は30分もかからずに終わりました。
横板を張っていく
横板が乾いてきたら、支柱に固定していきます。今回はちょっとおしゃれに、支柱を挟んで内側と外側に交互に張っていくことにしました。
日没が近く、急いで作業をしたため、写真はありません。。。なので先に完成形を。
支柱の高さはおよそ水平であっているので、板は支柱の高さに合わせて貼っていきます。大事なのは板と板の間隔が一定であること。間隔を計算してみます。
まずは表面。高さは100cm、板は12cm。表面にくる板は7枚のうち4枚なので
100cm – 12cm × 4枚 = 52cm ÷ 3(板の間の数) = 約17.3cm
これが表面の隙間の幅になります。
毎回スケールで測っていくのは面倒なので、木の切れ端をこの長さで切っておきます。まず一番上の板を張り、2枚との間にこの木を挟むことで、一定の間隔で板を張っていけます。
片側3本ずつステンレス製のビスでガシガシ止めていくのですが、木が柔らかく薄いため、結構な確率で端が割れてしまいます。2本ずつにしたらかろうじて持ちこたえてしまいました。全ねじにしたことも悪かったのかも。次回は半ねじを使ってみます。
裏側も同様に張っていくのですが、こちらは支柱上端からの距離を計算する必要があります。
支柱100cmに、幅12cmの板を表裏合わせて7枚張ります。100cm – 12cm × 7枚 = 16cm これを板と板の間の数6で割ると約2.7cm。裏面は上から2枚目の位置に張られるので、12cm + 2.7cm = 14.7cm が支柱上端からの距離になります。裏側用の治具としてこの寸法で端材を切っておきます。
2枚目から(表からみて4枚目)は、先ほどの17.3cmの治具で張ることができます。
とりあえず1スパン完成
そんなこんなで、とりあえず1スパンお試しが完成しました。
若干支柱が傾いていることが気になりますが、概ねいい感じではないでしょうか。色が薄いのでデッキの照明がいい感じに反射して、とてもおしゃれに見えます。圧迫感もなし!
ただ、防腐剤がクリアーすぎて板をそのまま張った感があり、ちょっと安っぽく見えるので、本番では少しブラウンのクレオパワーを混ぜて塗ってみたいと思います。次の日曜で横板を張り終えるのが目標です。支柱の傾きも調整したいですね。課題が見えてきました。
今回の材料費
- クレオパワー(防腐剤 1.6L 1800円)
- ビス
今回つかった道具
- 丸のこ
- インパクト
- ハケ(防腐剤用、300円くらい)
- 水平器
- スケール、差金
板代がかかっていない分かなり費用を抑えることができました。
(家の購入代金に入っているのでしょうが・・・。)
以上、お試し横板編でした。
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